MEEQの詳しい説明や料金プラン、各種オプションなどについて知りたい方はこちらから説明資料をご確認ください。
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愛媛県松山市を拠点とする、データ分析やシステム開発をメインとしたIT企業・ピクトグラムでは、同社が開発・提供する画期的なIoT機器「コネクトカメラ」に最適なSIM探しが命題だった。
コネクトカメラとは、WEBカメラで撮影したタイムラプス写真を、SIMを利用して送信し続けるBtoB支援ツール。主な用途としては、建築現場に定点カメラとして設置し、遠隔地から作業の進み具合を確認することに利用されている。天候によって作業が中断してしまうこともある建築現場は、進行具合のチェックが日々欠かせない。さらに、悪天候や災害時などの緊急事態にはリアルタイムでムービーを見ることもできるため、現場への対応もスムーズに可能だ。
現場の状況確認に加えて、工事現場に来ている作業員のチェックにも活用されている。建築現場には、大工はもちろん、配線、配管、電気工事、壁紙、タイル、サッシなど様々な職人が入れ替わり立ち替わり入るため、その出入りを確認する必要がある。通常のタイムラプスの撮影間隔では出入りの確認をすることが難しいが、コネクトカメラでは、撮影する間隔を短めに設定することで、人の出入りの確認が可能となっている。建築現場にとってはとても画期的なサービスである。
このコネクトカメラに最適なSIM探しが急務だった。
コネクトカメラはタイムラプスをメインに使用するため、ムービーを送信し続けるよりも大幅に通信容量を節約することができる。そのため通信容量も計算しやすく、1ヶ月10GB程度のSIMで十分だ。また、顧客からの注文に迅速に対応するため、SIM提供のスピードも外せない。さらに、タイムラプス以外にムービーも視聴できるため、常にSIMの通信状況が確認できなければならない。また、メンテナンスを考えると、遠隔地からカメラを操作するためにグローバルIPを搭載できるSIMがベストである。まとめると、以下の4つの課題が見えてきた。
この4つの課題を解決できるSIMを探していたところ、MEEQと出会った。
まず課題1の価格については、HPの価格表に10GBのプランがなかったため、MEEQ担当者に相談したところ、当初予定していた運用にピッタリのプランの提案を受けることができた。MEEQでは注文から最速で翌日にはSIMの発送が行われており、課題2の提供スピードも解決。ある程度ピクトグラムにおいてSIMのストックを準備しておき、顧客から注文があり次第ピクトグラムで容量設定を変更し、コネクトカメラに組み込んで出荷するという運用をすることで、注文対応のスピードが大幅に改善した。
想定している通信容量・価格・SIM枚数をベースにMEEQ担当者に相談したところ、ピッタリのプランの提案を受けることができた。この柔軟性が決めてとなった。
MEEQコンソールでは、契約したSIMの通信状況がリアルタイムで確認できる。
次に課題3のSIMの通信状況について。MEEQでは、常にSIMの利用状況を確認できるMEEQコンソールが利用可能である。このMEEQコンソールにおいては、契約したSIMの通信状況を、ブラウザからリアルタイムで確認できる。そのため、通信容量が上限に達しそうなSIMについては、先んじて容量を追加するなどの対応が可能だ。この容量追加も、MEEQコンソール上で可能である。
課題4のグローバルIPの付与は、オプションで設定が可能。グローバルIPを設定することで、遠隔操作でカメラを再起動させることができる。これにより、予期せぬトラブルへの遠隔操作での迅速な対応が可能となる。
グローバルIPの設定はオプションで付与が可能。
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コネクトカメラは基本的にはタイムラプスで画像をクラウドにアップし続けるサービスだが、予期せぬ事態にはムービーで状況を確認することもできる。天候不順が続き、ムービーで状況を確認する頻度が増えた場合、1ヶ月の通信利用量が契約容量を超過してしまうこともある。しかし、MEEQコンソールでは、常に通信容量が確認できるため前もって足りなくなりそうなことが予見でき、すぐに容量の追加対応もできるため、大きなトラブルもない。
MEEQコンソールから通信容量の監視や通信容量の追加も可能。リアルタイムで更新されるため、常に細かくチェックすることができる。
ピクトグラムは、コネクトカメラに様々な新たな可能性を感じている。
1つは、防犯カメラだ。多くの防犯カメラは有線によるネットワーク接続か、Wi-Fi接続が必須だが、コネクトカメラはSIMでの通信なので、電源があればすぐに使うことができ、設置場所の選択肢が大きく広がる。例えば、幼稚園や保育園に設置すれば、防犯に利用可能である。保護者がこの映像を見られるようになれば、仕事中に子どもの様子を確認することもできる。また、家庭内に設置することで、ペットの監視カメラとして利用することも考えられる。
さらに、コネクトカメラは画像を常にクラウドに保存しているため、カメラが壊れてもギリギリまで映像を送ることができる。ドライブレコーダーとして利用すれば、事故でカメラや記録媒体が破損しても、映像を紛失することがない。
IoTが当たり前になっていくなかで、ピクトグラムは、今後も「SIMを搭載したIoT機器」を通じて世の中に革新的なサービスを提供していく。
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ウェブサイト:https://pictgram.co.jp/