MEEQの詳しい説明や料金プラン、各種オプションなどについて知りたい方はこちらから説明資料をご確認ください。
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株式会社ケイシイシイは、北海道を拠点に各種スイーツの製造販売を行っている企業です。ケイシイシイという社名を知らない人でも、「LeTAO(小樽洋菓子舗ルタオ)」や「Now on Cheese(ナウオンチーズ)」「PISTA & TOKYO」「岡田謹製あんバタ屋」「果実とバター canarina(カナリナ)」といったブランドは目にしたことがあるでしょう。
1996年の創業以来、北海道ブランドの確立という理念を掲げて道内中心に店舗を展開するケイシイシイですが、全国各地で開催される物産展やイベントへも積極的に出店しています。ただ、そうした場所で開設するポップアップストアはネットワーク環境に制約があり、業務用システムへのアクセスが難しいことも少なくありません。そのような場合には、現地スタッフの使うタブレット端末にSIMを入れ、モバイル通信で対応してきました。
そんなケイシイシイは、導入していた約100枚のタブレット用SIMを、あるとき一気にすべて「MEEQ SIM」へ切り替えました。「MEEQ」移行のメリットを聞き、全面切り替えに踏み切ったのです。
「MEEQ SIM」を使い始めたところ、ケイシイシイ常務取締役の河越信太朗さんと、同社でロジスティック部 営業管理課 営業推進チーム
サブリーダーを務める三川正留さんによると、「通信コストの削減」「SIM管理業務の工数削減および負担軽減」「SIM使用状況の見える化」という効果が得られたといいます。
SIM変更など計画していなかったのに、なぜ切り替えたのでしょうか。切り替えた結果、具体的にどのような効果があったのでしょうか。お二人に伺ってみました。
株式会社ケイシイシイ 常務取締役 河越信太朗さん(左)、ロジスティック部 営業管理課 営業推進チーム サブリーダー 三川正留さん(右)
ケイシイシイは「喜びを創り
喜びを提供する」ことを目指し、「LeTAO(ルタオ)」を始めとした数々のスイーツブランドを育ててきました。LeTAOといえば北海道とイメージできるほど、北海道に根ざして事業を展開中です。
北海道からスイーツブランドを全国へ発信
もちろん、ブランドを全国へ広める努力も怠りません。各地の百貨店やショッピングセンター、駅、空港などで行われる催事に出店するなど、認知度の更なる向上を図っています。
こうしたいわゆるポップアップストアは常設店と違い、開設の都度ショーケースのような店舗什器や会計用レジなどを手配する必要があります。在庫管理やPOSにアクセスするためのネットワークが用意されていない会場も多く、事前に丁寧な調査や周到な準備が欠かせません。
そこで、ポップアップストアでは小回りのきくiPadで在庫管理や決済を行うようにしました。各現場で異なるネットワーク環境に左右されないように、業務用システムへのアクセスは、iPadに入れるSIMのモバイル通信で対応します。
ポップストアではSIM経由で業務システムにアクセス
現在ケイシイシイは、ポップアップストア用のSIMを100枚ほど確保しています。それを最近、すべて「MEEQ SIM」へ切り替えたのです。それまで使用していたSIMでも、通信は問題なく行えていました。それが、ミークの担当者から料金や導入方法など詳しく説明され、思い切って変更を決断したそうです。
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実は、ポップアップストア用SIMの変更など予定していなかったケイシイシイ。「MEEQ SIM」の全面切り替えは、ミーク営業担当者からの提案がきっかけでした。
ポップアップストア用に約100枚のSIMを保有していますが、SIMをすべて同時に使うことはあまりありません。少ない時期だと同時使用は30枚程度で、残りは繁忙期用に置いている状態です。
以前契約していたSIMの利用料金はSIM単位で請求され、かつ定額料金のため、通信に使わないSIMの料金も毎月発生してしまいます。これは本来なら不要なコストで、対策できれば経営面のメリットになるでしょう。
この課題に対し、ミークは「パケットシェア」プランの利用を提案しました。パケットシェアなら、契約している全SIMで通信容量を分け合えます。使わないSIMに割り当てられた容量も無駄になりません。
ポップアップストアの開店数が限られる閑散期で、使わないSIMの通信容量が余るような場合でも、その分は使用中のSIMで活用できます。つまり、通信料金の無駄を防げるのです。
このようなパケットシェアは、ケイシイシイのビジネスにおいて、もってこいでした。
ポップアップストアを出店できるイベントが急に決まる場合に備え、同時に使う可能性のある枚数のSIMは確保済みです。ただし、現地でのSIMの必要数が事前に考えていた以上にある場合など、急ぎ新しいSIMを注文しなければならない事態も起こり得ます。
開催の迫るイベントに向けてSIMを手配するにしても、以前のSIMは発注処理が紙ベースで面倒なうえ、注文からSIMが届くまで時間がかかりました。しかも、SIMをイベント会場などへ送ってもらうことはできず、本社に届いたSIMを会場へ改めて転送する必要がありました。
「MEEQ SIM」は、コンソールからオンラインで注文すると最短3日で届けられます。配送先も注文時に指定できるので、イベント会場へ直接SIMを送ることも可能です。
発注作業に係る手間と時間を大幅に減らせることを確信し、ケイシイシイは「MEEQ」への切り替えを決めました。
以前使用していたSIMには、もう一つ悩みがありました。それは、SIMの使用状況を簡単に確認する方法が存在しないことです。どこのポップストアに配布したタブレットで、どのSIMが動いていて、その通信量はどれだけか、といった情報を任意のタイミングで得ることが困難でした。
確認するには、ポップアップストアのスタッフに電話やメールで問い合わせるしかありません。何人もの手を煩わせることになります。
「MEEQ」なら、コンソールから一目でそうしたSIMの情報が把握できます。現地スタッフの対応作業はゼロになり、ストア運営に集中してもらえるでしょう。
この機能は、本社の管理部門と店舗スタッフの両者にとって「MEEQ SIM」導入の強い理由になりました。
ケイシイシイがポップアップストア用SIMを「MEEQ SIM」に切り替えた結果、どのような効果があったのでしょうか。具体的にみていきます。
河越さんが一番に挙げた効果は、コスト面での収穫でした。
河越さん:「以前は、SIMごとに定額プランを契約するしかありませんでした。そのため、出店数の少ない期間に使っていないSIMがたくさんあっても、全体の通信料金は減らせません。一方、パケットシェア通信プランが選べる『MEEQ』は、契約している全SIMの通信容量を共有できて、使わないSIMをコスト負担なく保有しておけます。約100枚の『MEEQ
SIM』を導入しつつ契約プランを見直したところ、月額費用の1/3ほどを削減できました」
約100枚の導入規模で、毎月1/3のコスト削減効果は無視できません。今後SIMの数を増やす必要が生じた場合には、さらに大きな効果になります。無駄な経費をかけずSIMを保有しておける点も、出店が一時期に集中した場合でもSIM不足にならず、事業を運営するうえでの安心材料になるのではないでしょうか。
SIMの手配や管理を担当している三川さんは、事務作業を大幅に減らせたことも「MEEQ SIM」の大きなメリットであると話します。
三川さん:「前のSIMを注文する際は、SIMの枚数分だけ紙の書類を作る必要があり、膨大な手間と時間がかかりました。加えて、申し込んでから契約してSIMが手元に来るまで2週間くらい必要だったのです。今回の切り替えで『MEEQ
SIM』を100枚ほど注文したのですが、作業は10分程度で済みました」
注文から最短3日という早さでSIMを受け取れることも、「MEEQ」のメリットです。
三川さん:「SIM契約が簡略化されて、初期登録の事務作業が大きく減りました。そして、SIM到着までのスピード感も安心できます。コンソールから注文する際に配送先や配送日を指定すると、店舗に直接SIMを届けられて助かっています」
遠方のポップアップストアへ送ったSIMがきちんと動いているかどうかは、とても気になります。しかし、以前のSIMは管理コンソールのようなツールが用意されておらず、動作状況を簡単に調べる方法はありませんでした。
三川さん:「これまでは、店舗のスタッフにメールや電話で連絡して一つ一つ確認していました。それが『MEEQ』は各SIMの状態をコンソールで調べられます。店舗側の手間をかけずに、通信量の確認がしっかりできます」
「MEEQ」のコンソール機能は、経営戦略を検討するのにも役立ちます。
河越さん:「コンソールのおかげで、今まで見えなかった稼働状況などが見えるようになりました。今後のSIM運用に関して、余剰SIMを減らせるかもしれないなど、コストカットにつながる判断ができそうです」
SIM変更を考えていなかったケイシイシイですが、ミークからの提案をきっかけに切り替えを決断して「とても満足している」とのことです。
三川さん:「SIMの切り替えを上申するには、費用面の削減効果がポイントです。その際、ミークの担当者からいただいた、パケットシェアの提案資料が役立ちました。疑問点に関する返答も迅速できめ細かく、ありがたかったです。初期設定などの不安についても、マニュアル共有や電話対応などでスムーズに解決でき、とても快適に契約まで進められました」
ケイシイシイは「『おいしい』が今日を特別にする。」というビジョンを大切にし、北海道に軸足を置いたブランド戦略を進めてきました。今後も北海道に根差した「LeTAO」ブランドを中心に事業を拡大しつつ、新ブランドのプロデュースを増やす方針です。
「おいしい」が今日を特別にする。
そのようなケイシイシイの事業計画に対し、「MEEQ」は今以上の貢献ができるでしょうか。
「MEEQ」には、ケイシイシイのコスト削減につながったパケットシェアだけでなく、3キャリア対応や上り特化プランのほか、お客さまの用途に合わせた独自プラン作成など、ほかにない多種多様なサービスがあります。河越さんも「MEEQ」のその点に注目していました。
河越さん:「『MEEQ』の営業資料を見たところ、今使っている以外にもたくさんのサービスが提供されていますね。今後の事業で役立つサービスがあれば、前向きに検討していきたい」
今お使いのSIMで何か課題があるのなら、「MEEQ」への切り替えを考えてみてはいかがでしょうか。
MEEQ導入事例集はこちら
プロジェクト担当者部署・役職:常務取締役 河越信太朗さん、ロジスティック部 営業管理課 営業推進チーム サブリーダー 三川正留さん
ウェブサイト:
https://kcc-co.jp/