MEEQの詳しい説明や料金プラン、各種オプションなどについて知りたい方はこちらから説明資料をご確認ください。
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株式会社Showcase Gigは、2012年の創業以来「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること」というミッションを掲げ、社会や消費者の課題解決に取り組んできました。具体的には、日本で先駆けてテイクアウト向けモバイルオーダーサービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」や、店内向けモバイルオーダーサービス「O:der Table(オーダーテーブル)」等を提供し、飲食・小売領域全体のデジタル化に貢献しています。
「O:der Table」は、来店客に自身のスマートフォンで注文してもらうためのソリューションです。来店客は店舗スタッフが来るのを待たず注文を済ませられ、店舗スタッフはほかの業務に集中でき、双方にとって大きなメリットとなります。
「O:der Table」導入店舗では、スタッフが通信用SIMの入ったスマホで注文内容の確認や口頭注文の受付を行います。ところが、これまで使用していたSIMには課題があったのです。
まず、通信速度が遅く、飲食店のオペレーションに支障が出ていました。また、新規でSIMが必要になった際、発注手続きが面倒で、納品までの日数も長かったそうです
こうした問題を解消しようと別の通信サービスを比べ、最終的に「MEEQ SIM」への切り替えを決定しました。「MEEQ」なら問題をすべて解決できるうえ、主要3キャリア対応も「O:der Table」に最適だったからです。
「MEEQ」を選んだ詳しい理由や、導入後の使用感などについて、Showcase GigのO:der事業部 カスタマーサービスグループ 浅尾枝里さんと広報 弘田朱樹子さんに伺いました。
株式会社Showcase Gig O:der事業部
カスタマーサービスグループ 浅尾枝里さん(左)、広報 弘田朱樹子さん(右)
Showcase Gigは、社会や消費者のニーズを捉え、デザインとテクノロジーの力で課題を解決し、次世代の消費行動を生み出すための事業を行なっています。創業翌年の2013年7月には、日本で先駆けてモバイルオーダーサービス「O:der」をリリースし、その後、店内飲食向けモバイルオーダーサービス「O:der Table」と、次世代タッチパネル型注文決済端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を開発。現在は、基盤となる「O:der Platform」のもと、「O:der Table」「O:der Kiosk」、そしてテイクアウト向けモバイルオーダーサービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」を提供しており、大手飲食チェーンを中心に多くの飲食企業に導入されています。
弘田さん:「当社のミッションは、『日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させること』です。特に飲食領域においては、次世代店舗創出プラットフォーム『O:der Platform』を提供し、飲食店向け各種オーダーサービスの開発から販売、サポートまで一気通貫で行っています」
「O:der Table」は、来店客が自身のスマホで店舗スタッフを介さず注文するためのソリューションです。来店客は、テーブル上のQRコードをスマホで読み取って好きな商品を注文できます。
混雑する店舗ではスタッフをなかなか呼び止めることができず、注文するのに時間がかかることもあります。「O:der Table」を導入すれば、来店客は自身のスマホで好きなタイミングでストレスなく注文ができます。店舗側も、スタッフが注文受付以外の業務に集中することができ、顧客満足度の向上につながります。
「O:der Table」導入店のスタッフはAndroid端末を使い、注文内容の確認や、口頭注文の受付をします。端末には通信用SIMがセットしてあり、商品情報等のデータの送受信をモバイル通信で処理する仕組みです。
浅尾さん:「Wi-Fiなど店舗の通信環境に左右されず安定して注文を処理できるよう配慮し、SIMを使うことにしました。店舗がどんな状況でも、ネットワークやアプリを当たり前に動かしてサービスを円滑に提供するためです。そして、不測の通信障害発生時には、原因の早期特定につながります」
スマホの普及拡大に加え、コロナ禍でモバイルオーダーの認知が拡大した影響もあって、「O:der Table」「O:der ToGo」の認知度は一気に高まり、導入も右肩上がりで進んでいます。サービス提供開始時から蓄積したノウハウと導入企業からの要望を反映させた機能、使いやすいUI/UXなどが奏功し、現在の導入実績は「O:der Platform」全体で8,000店舗以上になります ※1。
※1 掲載の情報は2024年10月の取材時点でのものです。
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「O:der Table」の店舗スタッフ用Andoroid端末は、注文データなどの通信をSIMで処理しています。ところが、かつて使っていたSIMにはいくつか課題がありました。
旧SIMの課題のひとつに通信速度の遅さがあり、もっと高速に、かつ安定して通信できるSIMが必要でした。
浅尾さん:「以前利用していたSIMは回線が細く、店舗のオペレーションに支障が出たことがあります。『O:der Table』用アプリを更新しようと全店舗に一度に配信したところ、アップデートが止まるトラブルが発生しました」
そこで、高速で安定した通信を確立できるSIMを探して複数のモバイル通信サービスを調べ、最終的に辿り着いた「MEEQ」への移行に踏み切りました。
「O:der Table」を運営するにあたって毎月SIMを追加発注していましたが、旧SIMは発注に手間がかかり、納期が長かったそうです。
浅尾さん:「今までだと『今月SIMを○○枚発注します』と注文するのに、まずメールで見積もりをいただいてから発注という手順を踏んでいました。そのため、発注しようとしてからSIMが届くまでに、2〜3週間とかかっていました」
さまざまなモバイル通信サービスを比較した結果、発注からSIM到着まで最短3営業日という点を重視し、「MEEQ」を選びました。
浅尾さん:「この点が、回線速度以外でもっともメリットを感じた部分です」
「MEEQ」の主要3キャリア対応も、「O:der Table」にとって大切な条件でした。
浅尾さん:「導入前にお客さまから『このキャリアを使いたい』と要望をいただくことがありますし、導入後に『電波状況が良くないのでキャリアを変えたい』と依頼されることもあります。そのため、対応キャリアの多いモバイル通信サービスを探していました」
「MEEQ」なら、主要3キャリアの中から希望するものを選ぶことができるので、各地にある店舗の状況に応じて、最適なキャリアを選択することが可能です。全国各地に展開する飲食店であればなお、このメリットは大きいでしょう。
「MEEQ」には、もう一つ大きな魅力がありました。それは、導入に至るまでのサポートが手厚く迅速だったことです。
浅尾さん:「導入前の検討段階で、ミークからSIMを借りて実際に通信したり管理コンソールを使ったりしました。試験運用したことで、導入後の社内フローを事前に整備でき、イメージしながら検討を進められたことが大きかったですね。他社と比較するためミークの営業担当の方に細かな質問をいくつもしましたが、丁寧かつ迅速に回答していただけて、これも決め手になりました」
「O:der Table」の通信サービスを「MEEQ」に変えてから、2年弱経過しました※2。実運用での使用感はどうでしょうか。
※2 掲載の情報は2024年10月の取材時点でのものです。
通信品質は期待通りの結果が得られ、コストについても満足しているとのことです。
浅尾さん:「『MEEQ SIM』の高速通信は期待通りでした。安定性も十分で、とてもスムーズです。料金についても安く抑えることができました」
「O:der Table」では、導入時に「MEEQ」の管理コンソールを重視していました。この点も満足できたそうです。
浅尾さん:「SIM発注に先立ち管理コンソールで料金を調べられるので、見積を依頼する必要がなくなりました。発注しようとしてからSIMが届くまで、1週間もかかりません。メールのやり取りも不要なので、業務負荷がかなり減りました。コンソールでいろいろ完結できる点が良かったですね」
利用する通信キャリアは店舗への導入前に決めておきますが、導入後にキャリア変更の必要な事態も生じます。「MEEQ」は主要3キャリア対応なので、その場合も導入店舗の通信環境に最適なキャリアを選べます。
キャリア変更にともなって交換したSIMは、別の店舗で使うようにしていますが、解約することもあります。解約も「MEEQ」は管理コンソールから簡単に手続きできます。
浅尾さん:「以前のSIMは、解約もメールでやり取りしていましたが、『MEEQ』はコンソール上で済ませられるので、解約手続きに関する業務負荷も減りました」
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モバイルオーダー市場は拡大を続けていて、「O:der Table」の導入店舗も増えていくでしょう。
弘田さん:「これからも消費者の体験向上、店舗の不便解消、そして未来の店舗作りを実現し、さまざまな業態やブランドへの導入を通じて、日本中のあらゆる人に使ってもらえるサービスを目指してまいります」
「O:der Table」で「MEEQ」導入メリットは十分得られていますが、SIMを効率的にマネジメントできる管理コンソールの「グループ化機能」はまだ活用していないそうです。
同機能を使うと、配布した「MEEQ SIM」をクライアント単位や店舗単位でグループ分けし、通信データ量や契約プランをまとめて管理できます。「O:der Table」のように大量のSIMを導入している場合、さらなる業務効率の改善が見込めます。
こうした機能の使い方がわかりにくいときや、契約プランの見直しなどを検討したい場合は、ミークの担当者やサポートにご相談ください。便利な活用方法や機能、新プランを案内できます。
最大限「MEEQ」を活用していただくことで、ミークが導入事業の発展をお手伝いいたします。
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プロジェクト担当者部署・役職:O:der事業部 カスタマーサービスグループ 浅尾枝里さん、広報 弘田朱樹子さん
ウェブサイト:
https://www.showcase-gig.com/
O:der Table:
https://business.oderapp.jp/table