MEEQの詳しい説明や料金プラン、各種オプションなどについて知りたい方はこちらから説明資料をご確認ください。
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カーボンニュートラルの実現のために欠かせないエネルギーとして活用が進む「再生可能エネルギー」。その中でも太陽光発電はいち早く全国的な普及が進み、太陽光発電パネルと作った電気を貯める蓄電池を搭載し電力の自給自足を実現している住宅や、太陽光パネルを大規模に展開した「メガソーラー(太陽光発電所)」にも多くの自治体や企業が発電事業に参入しています。東京都は、2025年4月から都内で建設される新築住宅に太陽光発電設備の設置を原則義務化する方針を発表しており、太陽光発電は今後さらに導入が拡大していくことが見込まれています。
そうしたなか、住宅用太陽光発電システムからメガソーラーの建設まで、太陽光発電に関するあらゆる事業を幅広く展開しているのが、合同会社DMM.com エナジー事業部が展開する「DMM energy」です。DMM energyは、国内外のハウスメーカーや建設会社に発電用パネル、パワーコンディショナ、蓄電池、モニタリングシステムなど太陽光発電システムやメガソーラーの構築に必要なあらゆる機材を最適なコストパフォーマンスで販売する“太陽光発電システムの総合商社”としての事業を中核にビジネスを展開。データ通信が必要な機器のネットワーク構築のために『MEEQ SIM』を採用いただいています。
「MEEQのSIMカードは、住宅用太陽光発電システム、メガソーラーなど産業用太陽光発電システムのどちらでも活用しています。具体的には、太陽光発電監視装置と呼ばれる太陽光発電パネルや蓄電池の状況を監視するための機器にSIMカードを差し込み、太陽光発電システムが問題なく作動していることを遠隔で確認しています」(白石さん)
太陽光発電システムは、太陽の光を受けて発電を行う「発電パネル」、パネルで発電した電気を蓄電池に保存できる電気に変電する「パワーコンディショナー」、そして発電した電気を保存しておくための「蓄電池」など様々な機器が連携して発電・蓄電を行っています。そしてその中でどこかに不具合が生じてしまうと太陽光発電システム全体が十分な発電能力を発揮できないこともあるそうです。昼夜絶え間なく稼働しているシステムを常に監視して、不具合の兆候を早期に発見するために太陽光発電監視装置は重要な役割を果たしています。そして、Wi-Fi環境が構築できる住宅などを除き、ネットワーク環境がない設置環境では、太陽光発電監視装置の通信機能を『MEEQ SIM』が担っているのです。
これまで、DMM energyでは他社のSIMカードを利用しており、『MEEQ SIM』はリプレイスという形で採用いただきました。その決め手となったのは、「コストパフォーマンス」だったと、白石さんは語ります。「私たちには安くて高品質な製品をお客様に提供したいという思いがあります。その中で『MEEQ SIM』ならば従来よりも安い価格で通信環境をご提供いただけるということで、採用させていただきました」(白石さん)
白石さんによると、太陽光発電システムを導入するお客様はコストに対して非常にシビアな考えを持っているといいます。確かに、「電気料金を安くしよう」「発電した電力を売って利益を得よう」という目的で大きな初期投資が必要な太陽光発電システムを導入しても、発電しながら初期投資のコストを回収する中でランニングコストが膨らんでしまうと、初期投資分の回収が進まないまま結果的に本来の目的を実現できません。初期投資のコストも、ランニングコストも、1円でも安いほうがお客様にとって大きなメリットになるのです。
一方で、『MEEQ SIM』の通信容量も、DMM energyにとっては最適だったといいます。現在は通信容量500MBのプランをご利用いただいていますが、小容量のデータ通信しか行わない太陽光発電監視装置の通信環境としてはこれで十分なのです。「以前は(他社で)1GBのプランを契約していましたが、実際に運用してみると結構余裕があり、MEEQの担当者さんに相談させていただきました」(白石さん)。
また、これまで使用していたSIMカードは「固定IP」が利用できず、「変動IP」にしか対応していなかったのだそうですが、『MEEQ SIM』ではグローバル固定IPのオプションに対応している点も大きなメリットに感じているといいます。固定IPが使えるかどうかは、構築した太陽光発電システムの運用そのものにも大きく関わってくるのだそうです。
「太陽光発電システムには作った電気を電力会社に売る場合と、設置した場所だけで電気を使う場合(自家消費型)があります。この自家消費型の環境では太陽光発電監視装置を通じてパワーコンディショナーに動作の指示を出す場合があり、太陽光発電監視装置の場所が特定できる固定IPが必須となるのです。住宅では売電をする場合が多く変動IPでも対応できますが、産業用太陽光発電システムでは固定IPを導入しているケースも少なくありません」(白石さん)。
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「低価格」「最適な通信容量」「固定IP」という3つのポイントが決め手となり『MEEQ SIM』を採用いただきました。では実際の運用面ではどのような感想をお持ちでしょうか。運用を担当している志村さんは「導入からまだ日が経っていないのでフィードバックはこれから」と前置きしつつ、次のように語っています。
「コンソール画面からの発注〜納品までの流れがスムーズで、納品までの日数がとても短いので、機器を購入いただいたお客様への納期が急なケースにも間に合うようになったのがとてもありがたいですね。早い場合には依頼して翌々日にはSIMカードが届いているイメージです。加えて、コンソール画面から配送予定日を確認できるので、いつ頃にお客様に機器を納品できる見込みかを案内できるのが凄くありがたいです」(志村さん)。
また、同社で運用している『MEEQ SIM』は400枚を超える量になっていますが、追加発注や請求管理を行うコンソール画面は見やすくて便利だと評価をいただいています。そして、この大量のSIM契約データをCSV形式でダウンロードしてDMM energy側のデータと突合できる点も非常に便利なのだそうです。「MEEQ SIMのデータと当社の顧客データをマージすることで、どのお客様がどのSIMカードを使っているのかを把握することができます」(志村さん)。
一方、通信環境の運用では、『MEEQ SIM』はドコモ、ソフトバンク、KDDIの3キャリアに対応していますが、現在はドコモ回線のみを使用して運用しているといいます。ただし、DMM energyでは機器を設置する場所の通信環境や今後登場する機器の仕様に柔軟に対応できるよう、いつでもどの通信回線のSIMカードでも調達できる体制をとっているのだそうです。「例えば山奥などで、ドコモは圏外だけどKDDIとソフトバンクは電波が入るという環境もあるので、そういうケースも『MEEQ SIM』なら対応できます。今まではお断りするケースもあったので、今後はしっかり対応していきたいですね」(白石さん)。
今後のDMM energyの展開について、白石さんは「現在は住宅用太陽光発電機器の営業活動を強化しているので、もっとたくさん販売できて、合わせて『MEEQ SIM』のSIMカードもどんどん導入していければいいですね」と語ります。今後は、毎月100枚程度のペースでSIMカードの導入を増やしていく見込みとのことです。
太陽光発電システム機器の導入拡大を通じて再生可能エネルギーの普及に貢献し、カーボンニュートラルの実現を目指すDMM energy。その取り組みを、MEEQは『MEEQ SIM』による最適なネットワーク環境の提供を通じて全力で支援していきます。
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プロジェクト担当者部署・役職:エネルギー事業部 白石輝さん 志村瞳さん
ウェブサイト:
https://dmm-corp.com/
DMM energy:
https://energy.dmm.com/